
つたえよう、
訪問看護の
リアルな魅力を。
訪問看護の現場では、日々さまざまなエピソードやドラマが
生まれています。しかし、忙しい日々の中で、
こうした物語が日の目を見ることはほとんどありません。
ぜひ、あなたの「訪問看護の話」を教えてください。
御礼
「みんなの訪問看護アワード2026」に
たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
心があたたまる素敵なエピソードが集まりましたので、
NsPaceウェブサイト等で順次ご紹介させていただきます。
エピソードは以下ページにて更新してまいります。
https://www.ns-pace.com/series/award2026/
awards大賞エピソード
の発表

「わたしらしさを、
ともにつくる」
当所を立ち上げて間もない頃、挨拶まわりの最中にケアマネさんから静かに問われました。
「HIVの方でも…対応できますか?」
その一言に一瞬戸惑いながらも、真剣な眼差しに心を動かされ、私は「必ず支えます」と答えました。
初めて彼と向き合った日、こんな言葉を聞きました。
「わたしらしい人生を、もう一度つくっていきたいんです」
幼少期に血友病を発症し、その後に薬害HIVが判明。十代の半ばまで病院や療養学校で日々を重ねてきた彼。
脳出血にもあい、社会とのつながりが薄れていた彼にとって、訪問看護は“外の世界との架け橋”だったかもしれません。
訪問を重ねるほどに、心の奥に押し込めてきた願いが溢れ始めました。
仕事に挑戦したい。自由に外へ出たい。自宅のお風呂に入りたい。
それは、ずっと言えなかった「本当の願い」でした。
私たちは彼の言葉を胸に、多職種や地域の力を借りながら奔走しました。
制度の壁、環境の整備、医療的なリスク…
簡単ではなかったけれど、ひとつ実現するたびに、彼の表情が少しずつ明るくなっていくのが分かりました。
そしてある日、彼はこう言いました。
「3年前の生活から、180°変わりました」
彼の『らしさづくり』ははじまったばかりです。
訪問看護とは、誰かの人生の再スタートにそっと火を灯す仕事。
これからも私たちは、地域の力とともに彼の『わたしらしさ』を『とも』につくっていきます。
OUR訪問看護ステーション(宮崎県)
中田 富久さん
2026年1月投稿
awards ceremony表彰式






judges特別審査員
- 一般社団法人全国訪問看護事業協会
副会長 高砂 裕子氏 - 公益財団法人日本訪問看護財団
事業部部長 高橋 洋子氏 - 東京大学大学院医学系研究科
教授 山本 則子氏 - 東京科学⼤学 公衆衛生学
非常勤講師 長嶺 由衣子氏 - 株式会社メディヴァ
代表取締役 大石 佳能子氏
