用語集
ボトルネック
英語の”bottleneck”に由来。瓶の注ぎ口に向けて細くなっている部分(「首の部分」とも表現されます)を指す言葉です。液体が一度に多く出てしまわないための形状であることから、ビジネスシーンでは「一連の作業の中で、業務が停滞してしまうこと、その部分・工程・要因」などで使われるようになりました。一般的にも「〇〇がネックになっている」と言いますが、ほぼ同じ意味合いです。
いわゆる「全体の中でも問題となっているポイント」であり、全体の流れを意識して「足を引っ張っている」というニュアンスがあります。ボトルネックとなっていること・ものを改善することで、全体の流れがよくなり、本来の生産性に戻る、あるいは、さらに効率的に業務を進められるようになるでしょう。ボトルネックの発見と解決、調整を継続することで、ワークフロー(業務工程)の最適化を目指していく考え方を、「TOC(theory of constraints)理論」といいます。