用語集
血清尿素窒素(BUN: blood urea nitrogen)
血液中の尿素に含まれる窒素のこと。たんぱく質の代謝によって生じる老廃物です。通常、体内でたんぱく質が分解されるとアンモニアが作られます。アンモニアは肝臓の解毒作用によって毒性の低い尿素に変換され、最終的には腎臓を通して尿として排出されます。しかし腎臓の働きが悪くなると、腎臓でろ過しきれずに尿素が血液中に残ります。このため、尿素窒素の数値が高いと腎機能の低下を表します。
基準値:8~20mg/dL
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗