用語集
口腔カンジダ症
口腔カンジダ症は、主に全身衰弱、ステロイド療法、がん化学療法、糖尿病などで免疫力が低下した人にみられる真菌感染症です。また、義歯の掃除不良や口腔乾燥、吸入ステロイドの使用は、口腔カンジタ症の局所的なリスク因子として挙げられます。
口腔カンジタ症の代表的な症状は、口腔内の粘膜の痛みや味覚障害です。粘膜の表面に薄い膜ができる偽膜性カンジタ、粘膜表面が厚くなる肥厚性カンジタ、粘膜表面が萎縮し赤くなる萎縮性カンジタの3種類があります。
口腔カンジタ症を放置すると、肺炎をはじめ深部感染症を起こすリスクが高まるため、早めのケアが大切です。口腔ケアや口腔内の保湿、義歯の洗浄が重要です。ブラシだけでのケアではバイオフィルムは除去できないため、超音波による洗浄あるいは義歯洗浄剤を用いてのケアが必要です。
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗