神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2021年7月15日 エリアトップへ

「神奈川モデル」平塚でも コロナ療養 24時間ケア

社会

公開:2021年7月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
取材に応じる真間所長
取材に応じる真間所長

 神奈川県が地域の医師会に委託し、新型コロナウイルスに感染した自宅療養者を看護師や医師が24時間体制でケアしていく、いわゆる「地域療養の神奈川モデル」が6日、平塚市でも始まった。

重症化の懸念いち早く対応

 市内に24カ所ある訪問看護ステーションのうち10事業所・32人の看護師や地域の医師らの協力で行われる神奈川モデル。

 市では、平塚市医師会(久保田亘会長)が訪問看護ステーションを運営していることもあり、両者の連携が密。こうした背景から神奈川モデルの導入が実現した。

 県は、重症化が懸念される自宅療養者の健康状態を1日に2回、市に送っている。これを受け看護師らは療養者に電話で健康観察を実施。必要に応じてガウン・フェイスシールド・マスク着用など感染症対策を徹底して療養者宅を訪問し、対面で症状を確認する。

 市医師会の医師は看護師からの相談をうけ、オンライン診療や検査を実施する。症状に応じては県と調整しながら入院する先を探すほか、薬剤の処方なども行う。

 市医師会訪問看護ステーションの真間あけみ所長は神奈川モデルについて「入院が必要な人を一刻も早く探す、命を守っていくのが目的です」と説明する。

県内4例目

 神奈川モデルは、3月下旬に藤沢市で先行実施され、5月に鎌倉市、6月に横須賀市にも広がった。三浦市でも平塚市と同じ6日からスタートした。藤沢市では3月23日〜7月4日の104日間で対象者177人に対し訪問件数は76件だった。

 真間所長によると、7月8日午後3時時点での訪問件数は1件。一方、重症化が懸念される対象者は1日に7人程度が報告されているという。真間所長は「寝たきりの方や一人暮らしの方も少なくない。医師会と連携し、かけがえのない命を守っていきたい」と話している。

買い物ついでにぜひお立ち寄りください

記念硬貨・金貨・銀貨、古銭など高価査定中!

https://kaitorikinfuji.com/

<PR>

平塚版のトップニュース最新6

空手国際大会で優勝

めぐみが丘の高橋芽依さん

空手国際大会で優勝

4度目の挑戦で栄冠

5月16日

若者の奨学金返済を支援

平塚市

若者の奨学金返済を支援

29歳以下対象に年10万円

5月16日

搬送にマイナカード活用

平塚市消防本部

搬送にマイナカード活用

全国に先駆け実証事業

5月9日

ランク戦でTKO勝利

湘南龍拳大橋波月さん

ランク戦でTKO勝利

ライトフライ級8位に

5月9日

5月5日は「相模国府祭」

5月5日は「相模国府祭」

前鳥神社、八幡宮など参集

5月2日

家事育児まるごと支援

産後ドゥーラ湘南

家事育児まるごと支援

訪問ヘルパー事業登録

5月2日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook