記事一覧

2023年11月7日
2023年11月7日

心肺蘇生法(CPR)

CPR(心肺蘇生法)は、呼吸または心臓、あるいはその両方が停止している場合に、救命処置として胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸を行い、自発的な血液循環および呼吸を回復させる試みや手技のことです。CPRは一次救命処置(BLS:basic life support )と二次救命処置(ACLS:advanced cardiovascular life support)に分かれます。一時救命処置は医療従事者に限らず誰でも対応が可能で、心肺停止の認知、救急要請、気道確保・人工呼吸および胸骨圧迫、AED(automated external defibrillator:自動体外式除細動器)による蘇生法を指します。AEDによる電気的除細動を心停止から5分以内に実施することで、生存率が有意に高くなります。一方、二次救命処置は医療機関で医師を含む医療従事者のチームによって行われる高度な心肺蘇生法を指します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

CPR(心肺蘇生法)

CPR(心肺蘇生法)は、呼吸または心臓、あるいはその両方が停止している場合に、救命処置として胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸を行い、自発的な血液循環および呼吸を回復させる試みや手技のことです。CPRは一次救命処置(BLS:basic life support )と二次救命処置(ACLS:advanced cardiovascular life support)に分かれます。一時救命処置は医療従事者に限らず誰でも対応が可能で、心肺停止の認知、救急要請、気道確保・人工呼吸および胸骨圧迫、AED(automated external defibrillator:自動体外式除細動器)による蘇生法を指します。AEDによる電気的除細動を心停止から5分以内に実施することで、生存率が有意に高くなります。一方、二次救命処置は医療機関で医師を含む医療従事者のチームによって行われる高度な心肺蘇生法を指します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

心室頻拍(VT)

心室頻拍(VT)とは、心室内に発生した興奮によって頻拍が生じた状態を指します。ヒス束分岐部より遠位部から発生する3拍以上持続する心室性頻拍のことで、持続する時間や原因によって分類されます。 <持続時間による分類> ・30秒以上:持続性心室頻拍 ・30秒未満:非持続性心室頻拍 <原因による分類> ・原因が不明:特発性心室頻拍 ・心筋梗塞や心筋症など心室の異常が原因:続発性心室頻拍 特発性心室頻拍は一般的に予後良好であるものの、頻繁な不整脈や動悸の影響で左心室機能が低下する場合があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

VT(心室頻拍)

心室頻拍(VT)とは、心室内に発生した興奮によって頻拍が生じた状態を指します。ヒス束分岐部より遠位部から発生する3拍以上持続する心室性頻拍のことで、持続する時間や原因によって分類されます。 <持続時間による分類> ・30秒以上:持続性心室頻拍 ・30秒未満:非持続性心室頻拍 <原因による分類> ・原因が不明:特発性心室頻拍 ・心筋梗塞や心筋症など心室の異常が原因:続発性心室頻拍 特発性心室頻拍は一般的に予後良好であるものの、頻繁な不整脈や動悸の影響で左心室機能が低下する場合があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

心室細動(VF)

心室細動(VF)とは、心臓の心室筋が不規則に興奮し、収縮機能を失い、正常な血液のポンプ作用を行えなくなる致命的な不整脈の状態を指します。心臓は血液を全身に送り出せなくなるため、臓器や筋肉などが酸素・栄養不足となり、意識喪失や心停止、最終的には死亡につながります。虚血性心筋症、肥大型、拡張型心筋症、不整脈源性右室異形成症などで起きるリスクがあります。心室細動の治療は除細動を含む心肺蘇生術で、3分以内に行うことで約95%は成功するとされています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

VF(心室細動)

心室細動(VF)とは、心臓の心室筋が不規則に興奮し、収縮機能を失い、正常な血液のポンプ作用を行えなくなる致命的な不整脈の状態を指します。心臓は血液を全身に送り出せなくなるため、臓器や筋肉などが酸素・栄養不足となり、意識喪失や心停止、最終的には死亡につながります。虚血性心筋症、肥大型、拡張型心筋症、不整脈源性右室異形成症などで起きるリスクがあります。心室細動の治療は除細動を含む心肺蘇生術で、3分以内に行うことで約95%は成功するとされています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

ボルグスケール

ボルグスケールとは、運動時のつらさを「非常に楽~非常にきつい」までの自覚症状を6~20の数値で評価します。「楽~ややきつい」と感じる程度の運動が生活習慣病の予防などの効果が得られて安全に行える運動強度とされています。ボルグスケール は1982年にG. Borgが開発したもので、 修正ボルグスケールは1986年にアメリカスポーツ医学会が臨床への応用を目的として提唱したものです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年9月7日
2023年9月7日

ショックの5P

ショックの有無をいち早く見抜くための5つのポイント。蒼白(pallor)、冷汗(perspiration)、虚脱(prostration)、脈拍触知不能(pulselessness)、呼吸不全(pulmonary deficiency)です。1つでも認められればショックとして扱います。バイタルサイン測定や意識状態、心電図などのモニタリングで評価を行いつつ、酸素投与や静脈路確保などの処置を行っていきます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年9月7日
2023年9月7日

NYHA心機能分類

NYHA心機能分類とは、身体活動による自覚症状に応じて重症度を以下のように分類したものです。 METs……安静にしている状態を1METとして、活動時に何倍のエネルギーを消費するかを示すもの 最大酸素摂取量……1分間に取り込むことができる酸素量 クラスI(身体活動能力指数 6METs以上 %最高酸素摂取量 基準値の80%以上) 身体活動に制約がなく、通常の労作で疲労感や動悸、呼吸が苦しいなどの症状が生じない クラスII(身体活動能力指数 3.5~5.9METs %最高酸素摂取量 基準値の60~80%) 安静時には苦痛はないものの通常の身体活動によって疲労感や動悸、呼吸が苦しいなどの症状が生じる クラスIII(身体活動能力指数 2~3.4METs %最高酸素摂取量 基準値の40~60%) 安静時に苦痛はないものの通常以下(平地を2•3歩あるく、階段を1段のぼる等)の身体活動でも疲労感や動悸、呼吸が苦しいなどの症状が乗じる クラスIV(身体活動能力指数 1~1.9METs以下 %最高酸素摂取量 基準値の40%未満または施行不能) 安静にしていても疲労感や動悸、呼吸が苦しいなどの症状が現れ、少しでも身体活動を行うと症状が増強する 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年9月7日
2023年9月7日

網状皮斑

皮膚の末梢循環不全によって生じる編み目状に潮紅した皮膚のことです。原因には、血栓や塞栓、鬱血、血管壁肥厚、血液成分異常などの器質的なものと一過性の機能異常によるものがあります。網目構造が保たれているかどうかを指標に「大理石様皮膚」「分岐状皮斑」「細網状皮斑 」に分類されています。また、Mottling scoreは、末梢循環不全を評価する際に用いるツールのひとつです。膝周囲のMottling(皮膚の斑紋)の範囲をスコア化したもので、膝を中心に円状に広がった斑紋の範囲を、1~5段階で評価します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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