2026年2月26日 2026年2月26日 オピオイド オピオイドは、中枢神経や末梢神経に存在するオピオイド受容体と結合し、モルヒネに似た強力な鎮痛作用を発揮する物質の総称のことです。これらは大きく分けて、 ・植物由来の天然オピオイド ・化学的に合成・半合成されたオピオイド ・体内で産生される内因性オピオイド(例:エンドモルフィンやエンドルフィン) に分類されます。 一般的に「オピオイド」という言葉は「麻薬性鎮痛薬」を指すことが多いものの、すべてのオピオイドが麻薬というわけではありません。オピオイドが主に作用する受容体は、脳、脊髄、末梢神経に分布しており、これらの部位で痛みの伝達を抑制すると考えられています。特に、外傷や手術に伴う「侵害受容性疼痛」に対し広く使用されます。また、がん性疼痛治療においても重要な役割を果たします。 一方で、オピオイドには注意すべき副作用もあります。よく見られるものとして、便秘や嘔気が挙げられ、そのほかにも掻痒感、尿閉、眠気が報告されています。重篤な副作用としては、頻度は高くないものの呼吸抑制が知られています。副作用の症状が強く出てしまうと、今後の治療に影響する可能性があるため、早めに医師へ相談する必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月26日 2026年2月26日 頓服 頓服とは、症状が出たときにだけ指定された薬を内服することを指します。また、頓服薬とは、症状が出た時に内服する薬のこと。普段から飲んでいる薬(常備薬)とは異なり、必要な時にだけ服用します。 頓服薬を内服する際には飲み合わせに注意が必要で、不明な点があれば薬剤師に相談してください。訪問看護において頓服薬の管理はとても大切です。どのような症状・タイミングで内服をするのか、ご本人やご家族に指導します。 利用者さんが認知症の場合をはじめ、自己管理ができない場合は多職種・ご家族と連携して安全に内服できるよう支援します。頓服薬の残量も定期的に確認し、年末年始などの長期休みの際に困ることがないようにしましょう。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月24日 2026年2月24日 OTC医薬品 OTC医薬品(Over The Counter薬)とは、処方箋なしで薬局やドラッグストアで購入できる「一般用医薬品」と「要指導医薬品」のことを指します。風邪薬、胃薬、鎮痛剤、外用薬など、日常的な軽い症状を軽減するために広く利用されています。使用者が自身の判断で利用できますが、説明書を確認し、用法・用量・使用上の注意点等を守った適切な使用が求められます。薬剤師や登録販売者が購入時にアドバイスを行い、誤った使用や副作用のリスクを抑えます。なお、OTC医薬品を用いても症状が良くならない場合あるいは悪くなる場合はできるだけ早く医師や薬剤師に相談することがすすめられています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月24日 2026年2月24日 NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬) 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs: Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)とは、シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することでプロスタグランジンの生成を抑制し、解熱・鎮痛・抗炎症作用を発揮する薬剤の総称です。 一般的によく使われるNSAIDsにはロキソプロフェン、ジクロフェナク、インドメタシンなどがあり、関節炎や頭痛、筋肉痛、月経痛、発熱など、さまざまな痛みや炎症を伴う症状にも幅広く使われています。また内服薬、注射薬、外用薬(塗布剤や湿布、座薬)など薬剤の種類も豊富です。 NSAIDsの鎮痛効果はオピオイドほど強くなく、開腹術後をはじめとした強い疼痛の場合にはオピオイドや硬膜外鎮痛剤が必要になります。術後疼痛やがん性疼痛においては、頓用ではなく定期・定時投与でNSAIDsが用いられることが多いとされています。 主な副作用としては、消化管出血をはじめとした胃腸障害があり、用量に依存して起こるといわれています。そのほか、まれに喘息発作、腎機能障害などが出現します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月24日 2026年2月24日 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs: Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)とは、シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することでプロスタグランジンの生成を抑制し、解熱・鎮痛・抗炎症作用を発揮する薬剤の総称です。 一般的によく使われるNSAIDsにはロキソプロフェン、ジクロフェナク、インドメタシンなどがあり、関節炎や頭痛、筋肉痛、月経痛、発熱など、さまざまな痛みや炎症を伴う症状にも幅広く使われています。また内服薬、注射薬、外用薬(塗布剤や湿布、座薬)など薬剤の種類も豊富です。 NSAIDsの鎮痛効果はオピオイドほど強くなく、開腹術後をはじめとした強い疼痛の場合にはオピオイドや硬膜外鎮痛剤が必要になります。術後疼痛やがん性疼痛においては、頓用ではなく定期・定時投与でNSAIDsが用いられることが多いとされています。 主な副作用としては、消化管出血をはじめとした胃腸障害があり、用量に依存して起こるといわれています。そのほか、まれに喘息発作、腎機能障害などが出現します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年11月7日 2023年11月7日 免疫チェックポイント阻害薬 免疫チェックポイント阻害薬(阻害剤)とは、がん細胞がリンパ球をはじめとした免疫細胞からの攻撃を逃れるしくみを解除する薬剤です。結果として、免疫細胞の攻撃によってがん細胞が減少する効果が期待できます。また、効果が現れると長期間持続する場合もあります。対象のがんは、メラノーマ、腎細胞がん、非小細胞肺がん、ホジキンリンパ腫、頭頸部がん、胃がん、悪性胸膜中皮腫などです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年11月7日 2023年11月7日 分子標的薬 分子標的薬とは、がん細胞の増殖・転移・浸潤に関わる特定の分子(例:がん遺伝子により産生されるタンパク質)のみを標的とし、がん細胞の活動を抑えることや、がん細胞が増殖しにくい環境を整えることを目的とした薬剤です。そのため、正常細胞への影響が小さく、副作用の軽減が期待されています。手術や生検で採取した組織病変から遺伝子変異や特定タンパクの発現を調べることで、事前に薬剤が効くかどうか判定します。 分子標的薬には、「低分子化合物」と「抗体薬」の2種類があります。低分子化合物はがん細胞の増殖に関わるタンパク質を標的とし、細胞増殖の信号を受け取らないよう阻害します。抗体薬は、がん細胞の表面のタンパク質と結合することでがん細胞を直接攻撃するもの、抗がん薬との結合によって治療効果を高めるものなどがあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年9月7日 2023年9月7日 MARTA(多元受容体作用抗精神病薬) MARTA(マルタ)は、"multi acting receptor targeted antipsychotic"の略。抗精神病薬のひとつです。セロトニン、ドパミン以外にもコリン、ヒスタミンなど多くの受容体に作用し、抗精神病効果に加え、うつ、双極性障害への効果も期待されます。副作用は、錐体外路症状や高プロラクチン血症(乳汁分泌、月経異常、射精不能など)が少ない一方で、体重増加や脂質代謝異常、血糖上昇が問題となります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年9月7日 2023年9月7日 多元受容体作用抗精神病薬(MARTA) MARTA(マルタ)は、"multi acting receptor targeted antipsychotic"の略。抗精神病薬のひとつです。セロトニン、ドパミン以外にもコリン、ヒスタミンなど多くの受容体に作用し、抗精神病効果に加え、うつ、双極性障害への効果も期待されます。副作用は、錐体外路症状や高プロラクチン血症(乳汁分泌、月経異常、射精不能など)が少ない一方で、体重増加や脂質代謝異常、血糖上昇が問題となります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 向精神病薬 主に脳の中枢神経系に作用して感情や思考、意欲などに変化をもたらす薬の総称です。幻覚や妄想の治療に使用する抗精神病薬や抗うつ薬、気分安定(調整)薬、抗不安薬、睡眠薬、抗痙攣剤などに分類されます。抗不安薬や睡眠薬などは、精神科以外の領域でも使用されることがあります。急に使用をやめると症状の悪化や再発が懸念されるため、慎重な検討が必要です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。