記事一覧

2023年11月7日
2023年11月7日

噯気

噯気(おくび)は医学用語としては「あいき」と読み、いわゆる「げっぷ」のことです。飲み込んだ空気や消化の際に発生したガスなどが口から出ることを指します。生理現象であり、ある程度の量であれば問題ないものの、異常に量が多く出続ける場合は消化器疾患が原因の可能性があります。食道裂孔ヘルニアや逆流性食道炎、機能性ディスペプシア、呑気症などが考えられます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

偽膜性腸炎

偽膜性腸炎とは、大腸の粘膜に数mm程度の白色調の半球状の膜(偽膜)が形成される抗菌薬起因性の腸炎です。抗生物質の服用によって腸内細菌のバランスが崩れ、特定の菌が異常に増殖して大腸に炎症を引き起こすことで発症します。その多くは「クロストリジウム・ディフィシル(CD:Clostridium difficile)」という菌が出す毒素によって大腸粘膜が障害されることによるものです。抗生物質の投与から数日から2~3週間後に水様便や粘液便がみられ、そのほか腹痛や高熱がみられる場合もあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

内視鏡的胆管ドレナージ(ERBD)

胆汁の排泄が妨げられることで起きる「閉塞性黄疸」を改善するために、プラスチックや金属の管である「ステント」を内視鏡的に胆管に留置・埋入し胆汁が十二指腸へ排出されるようにする処置です。プラスチックステントは、胆管の腫瘍による狭窄や総胆管結石が大きいために一度に摘出できないケースなどに、一時的に留置します。金属ステントは、胆管の腫瘍による狭窄や閉塞によって胆汁が流れなくなった場合に、胆管内に埋め込みます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

ERBD(内視鏡的胆管ドレナージ)

胆汁の排泄が妨げられることで起きる「閉塞性黄疸」を改善するために、プラスチックや金属の管である「ステント」を内視鏡的に胆管に留置・埋入し胆汁が十二指腸へ排出されるようにする処置です。プラスチックステントは、胆管の腫瘍による狭窄や総胆管結石が大きいために一度に摘出できないケースなどに、一時的に留置します。金属ステントは、胆管の腫瘍による狭窄や閉塞によって胆汁が流れなくなった場合に、胆管内に埋め込みます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年9月7日
2023年9月7日

空腸瘻

経管栄養法のひとつで、十二指腸から続く小腸の一部「空腸」にチューブを挿入し、そこから直接栄養を取ることを目的としています。胃がん等胃切除により胃ろうが増設できない場合や胃ろうでは逆流を起こしやすい場合などが対象で、外科手術もしくは内視鏡を用いて造設します。空腸瘻は、チューブが細く詰まりやすいため、定期的に医師が交換する必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

SBP(特発性細菌性腹膜炎)

感染源が明らかではない腹水の感染症です。発熱や倦怠感、腹水症状、肝不全の悪化などがみられます。腹水を有する肝硬変の10~20%にみられ、主にグラム陰性の大腸菌や肺炎桿菌、グラム陽性の肺炎レンサ球菌によって引き起こされます。発症に関わる要因は、門脈圧亢進や腸内細菌の異常増殖、免疫応答システムの機能低下、細網内皮系の貪食細胞活性低下などさまざまです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

特発性細菌性腹膜炎(SBP)

感染源が明らかではない腹水の感染症です。発熱や倦怠感、腹水症状、肝不全の悪化などがみられます。腹水を有する肝硬変の10~20%にみられ、主にグラム陰性の大腸菌や肺炎桿菌、グラム陽性の肺炎レンサ球菌によって引き起こされます。発症に関わる要因は、門脈圧亢進や腸内細菌の異常増殖、免疫応答システムの機能低下、細網内皮系の貪食細胞活性低下などさまざまです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

胃瘻

体表面から胃に造設された瘻孔(穴)のことです。専用のカテーテルを接続して、摂食嚥下障害の方や誤嚥性肺炎になりやすい方に対して、直接胃に栄養剤や水分を投与します。悪性腫瘍やイレウスなどの減圧目的で使用することもあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

GERD(胃食道逆流症)

GERDは、"Gastro Esophageal Reflux Disease"の略。胃の中の内容物が食道に逆流し、胸やけや嘔気・酸っぱいものが上がってくるような感じ(呑酸)などの症状があり、食道の粘膜が炎症を起こす状態のことです。下部食道括約筋が緩むと逆流しやすく、原因としては肥満・妊娠・過度な飲酒や暴飲暴食などの生活習慣・加齢による機能低下などが考えられます。症状は食後2~4時間にみられることが多いです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

胃食道逆流症(GERD)

GERDは、"Gastro Esophageal Reflux Disease"の略。胃の中の内容物が食道に逆流し、胸やけや嘔気・酸っぱいものが上がってくるような感じ(呑酸)などの症状があり、食道の粘膜が炎症を起こす状態のことです。下部食道括約筋が緩むと逆流しやすく、原因としては肥満・妊娠・過度な飲酒や暴飲暴食などの生活習慣・加齢による機能低下などが考えられます。症状は食後2~3時間にみられることが多いです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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