記事一覧

2023年9月7日
2023年9月7日

空腸瘻

経管栄養法のひとつで、十二指腸から続く小腸の一部「空腸」にチューブを挿入し、そこから直接栄養を取ることを目的としています。胃がん等胃切除により胃ろうが増設できない場合や胃ろうでは逆流を起こしやすい場合などが対象で、外科手術もしくは内視鏡を用いて造設します。空腸瘻は、チューブが細く詰まりやすいため、定期的に医師が交換する必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

SBP(特発性細菌性腹膜炎)

感染源が明らかではない腹水の感染症です。発熱や倦怠感、腹水症状、肝不全の悪化などがみられます。腹水を有する肝硬変の10~20%にみられ、主にグラム陰性の大腸菌や肺炎桿菌、グラム陽性の肺炎レンサ球菌によって引き起こされます。発症に関わる要因は、門脈圧亢進や腸内細菌の異常増殖、免疫応答システムの機能低下、細網内皮系の貪食細胞活性低下などさまざまです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

特発性細菌性腹膜炎(SBP)

感染源が明らかではない腹水の感染症です。発熱や倦怠感、腹水症状、肝不全の悪化などがみられます。腹水を有する肝硬変の10~20%にみられ、主にグラム陰性の大腸菌や肺炎桿菌、グラム陽性の肺炎レンサ球菌によって引き起こされます。発症に関わる要因は、門脈圧亢進や腸内細菌の異常増殖、免疫応答システムの機能低下、細網内皮系の貪食細胞活性低下などさまざまです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

胃瘻

体表面から胃に造設された瘻孔(穴)のことです。専用のカテーテルを接続して、摂食嚥下障害の方や誤嚥性肺炎になりやすい方に対して、直接胃に栄養剤や水分を投与します。悪性腫瘍やイレウスなどの減圧目的で使用することもあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

GERD(胃食道逆流症)

GERDは、"Gastro Esophageal Reflux Disease"の略。胃の中の内容物が食道に逆流し、胸やけや嘔気・酸っぱいものが上がってくるような感じ(呑酸)などの症状があり、食道の粘膜が炎症を起こす状態のことです。下部食道括約筋が緩むと逆流しやすく、原因としては肥満・妊娠・過度な飲酒や暴飲暴食などの生活習慣・加齢による機能低下などが考えられます。症状は食後2~4時間にみられることが多いです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

胃食道逆流症(GERD)

GERDは、"Gastro Esophageal Reflux Disease"の略。胃の中の内容物が食道に逆流し、胸やけや嘔気・酸っぱいものが上がってくるような感じ(呑酸)などの症状があり、食道の粘膜が炎症を起こす状態のことです。下部食道括約筋が緩むと逆流しやすく、原因としては肥満・妊娠・過度な飲酒や暴飲暴食などの生活習慣・加齢による機能低下などが考えられます。症状は食後2~3時間にみられることが多いです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

肝性脳症

肝機能の低下に伴い、中枢性の症状を発症する状態のことです。肝硬変や肝臓がんなどの疾患によって、肝臓で代謝できなくなったアルコールやアンモニアなどの有害物質が体内に蓄積することで起こります。特徴的な症状として、意識障害、異常行動、羽ばたき振戦などの神経症状が見られます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

シャルコーの3徴候

急性胆管炎の診断としても用いられる3つの徴候(熱、黄疸、右季肋部痛)です。これらの徴候があれば、絶食、輸液、抗菌薬の投与が行われます。できるだけ早期に胆道ドレナージを行い、胆道内の減圧をはかります。適切な処置が行われないと、肝臓に逆流した胆汁から細菌が血中に移行して敗血症となり、多臓器不全を引き起こします。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

急性腹症

発症1週間以内の急激な腹痛を主症状とし、早急に緊急手術を行う必要がある腹部(胸部も含む)疾患の総称です。救急外来受診の5~10%といわれています。原因疾患には急性虫垂炎、胆石症、小腸閉塞、尿管結石などがあり、動脈瘤破裂や急性冠症候群などの心疾患、腹腔内出血、腸閉塞、急性虫垂炎など、緊急性の高い疾患も多くあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

ダンピング症候群

胃切除後は、胃の貯留機能が低下するため、食物が小腸内に急速に流入することによって起こる病態です。食後30分以内に腹痛、下痢、悪心・嘔吐などを生じる早期ダンピング症候群が多く、2~3時間後に低血糖、動悸、冷や汗、めまいなどを生じる後期ダンピング症候群もあります。治療は、食事量や回数の調整を行う食事療法が基本です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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