記事一覧

2023年11月7日
2023年11月7日

くも膜下出血(SAH)

SAH(くも膜下出血)とは、脳の血管が破綻して脳脊髄液で満たされているくも膜下腔で出血した状態のことです。主な原因は脳動脈瘤の破裂で、脳動静脈奇形や脳腫瘍、頭部外傷に伴い発症することも。致死率が非常に高いといわれています。脳動脈瘤は血管の分岐部に風船のような形で発生し、何らかの原因で破裂することでくも膜下出血を来します。血液が脳や髄膜を刺激することで、突如として激しい頭痛や嘔吐、意識障害や髄膜刺激症状が現れます。なお、くも膜下出血の英語名の略称である「SAH」は「エス・エー・エイチ」と読みますが、医療現場ではドイツ語読みで「ザー」といいます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

SAH(くも膜下出血)

SAH(くも膜下出血)とは、脳の血管が破綻して脳脊髄液で満たされているくも膜下腔で出血した状態のことです。主な原因は脳動脈瘤の破裂で、脳動静脈奇形や脳腫瘍、頭部外傷に伴い発症することも。致死率が非常に高いといわれています。脳動脈瘤は血管の分岐部に風船のような形で発生し、何らかの原因で破裂することでくも膜下出血を来します。血液が脳や髄膜を刺激することで、突如として激しい頭痛や嘔吐、意識障害や髄膜刺激症状が現れます。なお、くも膜下出血の英語名の略称である「SAH」は「エス・エー・エイチ」と読みますが、医療現場ではドイツ語読みで「ザー」といいます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

前庭障害

左右の耳に存在する平衡を感じ取るための「前庭」という部分が障害された状態です。蝸牛と三半規管の間に前庭が存在し、球形嚢と卵形嚢で成り立っています。前庭の役割は、体の直線運動を感じ取りつつ体の傾きを認識することで、体のバランスを取ることです。前庭に異常が起きると前庭からの信号が大きすぎたり小さすぎたりするようになり、脳が混乱してめまいを引き起こします。原因疾患は前庭神経炎やメニエール病、突発性難聴などです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

髄膜刺激症状

感染や出血などによって髄膜が刺激され、頭痛・嘔吐、項部硬直が見られる症状のことです。主な症状は頭痛、嘔吐、項部硬直などです。脊髄神経根の炎症・浮腫が生じることで、疼痛や筋攣縮が生じることがあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

手根管症候群

手根管内を通る正中神経が圧迫された状態のことです。母指、示指、中指のしびれや疼痛、母指球筋萎縮や母指対立筋の筋力低下により猿手がみられます。手根管部を軽く叩くと末梢に激しい放散痛があるティネル徴候や、手関節屈曲位によるしびれの増強などで診断されます。妊娠や更年期におけるホルモンの変動、甲状腺機能低下症、関節リウマチ、糖尿病などが原因とされています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

トルソー症候群

悪性腫瘍に伴う血液凝固能亢進により脳梗塞を生じる病態のことです。状態に起因して、下肢の静脈血栓症、脳静脈・静脈洞血栓症、肺動脈血栓塞栓症および非細菌性血栓性心内膜炎に伴う全身性の血栓塞栓症などが発症します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

除脳硬直

脳出血や脳腫瘍、低酸素脳症などが原因で中脳や橋が障害され、筋緊張が過度に亢進した状態です。身体的な特徴として、両上下肢は伸展し、前腕は回内、足の底屈・体幹の反張がみられます。除脳硬直が起こると全身状態の悪化で死に至る可能性もあるため、意識レベルや呼吸状態・瞳孔の状態・バイタルサインを細かく確認していく必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

腓骨神経麻痺

膝の裏から外側にかけて走行している腓骨神経に何らかの障害が起き、足首や足の指が背屈できない・持ち上げられない(下垂足)・しびれや感覚が鈍くなるなどの症状が出ることです。原因としてギブスや装具固定により腓骨頭部による圧迫・下肢外旋位の状態が続くことで生じやすいといわれています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

気象病

気圧や気温、湿度など、気象変化によって引き起こされる心身の不調のことです。症状は、頭痛や倦怠感、肩こり、めまい、耳鳴りなど多岐にわたります。個人差があるため、周囲の理解が得られず「精神的なもの」と決めつけられてしまう傾向があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

MIC(軽度認知障害)

MICは、"mild cognitive impairment"の略。物忘れが主な症状ですが、日常生活の影響はあまりなく、認知症とは診断されない状態のことです。「健常者」と「認知症」の中間にあたる段階のため症状が軽く、見逃されて認知症に進んでしまうことがあります。年間10~16%の方が認知症に移行するとい言われています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

× 会員登録する(無料) ログインはこちら