記事一覧

2023年7月19日
2023年7月19日

輸液管理

一般的に50mL以上の注射剤(水・電解質、薬剤、栄養剤など)を静脈内に注入し適切に管理を行うことです。輸液管理の目的には、体液管理、栄養管理、血管確保、病態の治療などがあり、その目的に応じて投与ルート、注入速度、混注などの方法が異なります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

静脈注射

静脈内に直接薬剤を注入する注射のことです。速やかで確実な効果を期待できます。主に、肘正中皮静脈・撓側皮静脈・尺側皮静脈を選択します。穿刺角度は15~20度で、針基に逆血を確認できたら、針を少し寝かせて、2~3㎜進めて痛みやしびれの有無を確認します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

医療一般

微生物が固相表面に形成した集合体のことです。なかでも歯垢はバイオフィルムの典型例とされています。歯垢が口腔内に長時間留まると、膜のようなものが歯に付着します。それがバイオフィルムです。通常の歯磨きでは取り除くことが難しいため、専門的なクリーニングを受ける必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

皮下注射

真皮と筋層の間にある皮下組織に直接薬物を注入する注射です。皮下組織には血管や神経の分布が少ないため、効果発現時間は遅く、薬効は長続きします。予防接種やインスリンなどで用いられることが多いでしょう。穿刺部位は血管や神経が少なく、皮下組織の厚い部位(上腕側面や腹部など)を選択します。穿刺角度は10〜30度で、針の2/3程度まで刺入し、痛みやしびれの有無、血液の逆流がないことを確認します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

筋肉注射

皮下組織の下にある筋層内に直接薬液を注入する注射です。皮下組織に比べて薬剤の効果発現時間が早く、筋層内に注入した薬剤は速やかに吸収されます。穿刺部位は筋肉に厚みがあり、神経や大血管の少ない部位を選択します。おもに、三角筋、中殿筋を選択します。穿刺角度は45~90度で、針の2/3程度まで刺入させ痛みやしびれの有無、血液の逆流がないことを確認します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

PICC

末梢静脈から挿入する中心静脈カテーテルをPICC(ピック)と呼びます。心臓付近にある、太くて血液の流れが速い静脈に挿入されるため、投与した薬剤がすぐ希釈されます。そのため、末梢静脈留置針からは投与ができない抗がん剤や高カロリー輸液などの刺激の強い薬剤を投与することができます。カテーテルが外に出ているため、引っ掛けたり、抜けたりしないように注意する必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

CVポート

デバイス本体が皮下に埋め込まれた中心静脈カテーテルです。100円硬貨ほどのサイズの本体と薬剤を投与するカテーテルで構成され、皮下埋め込み型ポートと言われています。主に鎖骨下静脈からカテーテルを挿入して左右どちらかの前胸部にポートを留置しますが、状態によっては前腕、上腕などにも留置することもあります。カテーテルが皮下にあるため、目立たず日常生活に支障が少なく、適切な管理がされていれば感染率も低いとい言われています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

OAG

OAGは、"oral assessment guide"の略。口腔アセスメントガイドのこと。がん化学療法や放射線治療による口腔粘膜炎や疼痛の 評価のために開発されたツールです。評価項目は声、嚥下、口唇、舌、唾液、粘膜、歯肉、歯と義歯の8項目があります。評価は正常な状態を1点とし、それぞれ1~3点で各項目をスコア化します。正常な状態が8点あるのに対して、最も不良な状態では24点を示すため、点数が高くなるほど口腔状態の悪化を意味します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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