記事一覧

2023年11月7日
2023年11月7日

サルコイドーシス

サルコイドーシスは、類上皮細胞やリンパ球などの集合体である肉芽腫がリンパ節や心臓、目、肺などに発生する疾患で、指定難病84に定められています。発生した箇所に応じて、咳や息切れ、目の充血、結節性紅斑、不整脈などが現れます。また、全身症状として疲労感や息切れ、痛み、発熱などが現れることもあります。自然治癒する傾向があるものの重症化した場合には、ステロイドと免疫抑制薬による積極的な治療が必要です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

VAP(人工呼吸器関連肺炎)

VAP(人工呼吸器関連肺炎)とは、気管挿管下において、人工呼吸開始48時間以降に新たに発生する肺炎のことです。近年、VAPの合併による死亡率増加や在院日数延長が報告されています。主な原因は胃内容物の逆流、上気道や気管チューブへの細菌の定着や口腔内分泌物の誤嚥、咳嗽反射の減弱、気道内の繊毛運動の低下などです。頻度が高い病原体はグラム陰性桿菌および黄色ブドウ球菌で、抗菌薬耐性菌によるケースがあることに留意が必要です。症状は発熱や白血球数の増加、気管分泌物の増加、酸素化能の低下などです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

人工呼吸器関連肺炎(VAP)

VAP(人工呼吸器関連肺炎)とは、気管挿管下において、人工呼吸開始48時間以降に新たに発生する肺炎のことです。近年、VAPの合併による死亡率増加や在院日数延長が報告されています。主な原因は胃内容物の逆流、上気道や気管チューブへの細菌の定着や口腔内分泌物の誤嚥、咳嗽反射の減弱、気道内の繊毛運動の低下などです。頻度が高い病原体はグラム陰性桿菌および黄色ブドウ球菌で、抗菌薬耐性菌によるケースがあることに留意が必要です。症状は発熱や白血球数の増加、気管分泌物の増加、酸素化能の低下などです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

ASV療法

サーボ制御圧感知型人工呼吸器を用いて、自動調整された空気を送り込むことで呼吸をサポートする治療法です。呼吸状態に合わせて空気を送り込むことで乱れた呼吸を整え、睡眠中を含む適切な呼吸を促します。対象疾患は中枢性の睡眠時無呼吸、チェーン・ストークス呼吸、Complex SASなどです。これらの疾患の悪化や低酸素状態による身体への影響を抑えます。身体を傷つけずに行う非侵襲的な治療法です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

BIPAP(バイパップ)<人工呼吸器の換気モード>

BIPAPは、"biphasic positive airway pressure"の略。二相性気道内圧のことで人工呼吸器の換気モードを意味します。端的にいえば二相性のCPAPモードです。高圧相と低圧相を交互に切り替え圧力差によって強制換気を行いますが、患者は自発呼吸が可能です。呼気と吸気で空気の圧を変化させます。とくに吸気時に高い圧力で肺を拡張させて換気量を増やすことができます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 編集部注:本ページでは、NIPPV(気管挿管や気管切開を行わない換気法の総称)を行うための人工呼吸器の商品名ではなく、人工呼吸器の換気モードの解説をしています。

2023年7月19日
2023年7月19日

バイパップ(BIPAP)<人工呼吸器の換気モード>

BIPAPは、"biphasic positive airway pressure"の略。二相性気道内圧のことで人工呼吸器の換気モードを意味します。端的にいえば二相性のCPAPモードです。高圧相と低圧相を交互に切り替え圧力差によって強制換気を行いますが、患者は自発呼吸が可能です。呼気と吸気で空気の圧を変化させます。とくに吸気時に高い圧力で肺を拡張させて換気量を増やすことができます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 編集部注:本ページでは、NIPPV(気管挿管や気管切開を行わない換気法の総称)を行うための人工呼吸器の商品名ではなく、人工呼吸器の換気モードの解説をしています。

2023年7月19日
2023年7月19日

PTE(肺血栓塞栓症 )

PTEは、"pulmonary thromboembolism"の略。深部静脈に生じた血栓が遊離し、肺動脈を閉塞することで発症する呼吸循環障害のことです。エコノミークラス症候群のように長時間椅子に座って足を動かさないことや妊娠に伴う静脈血流のうっ滞、アンチトロンビン欠乏症などの血液凝固能の亢進、静脈壁の障害などの因子が重なることで起こります。症状として突然の呼吸困難や動悸・頻脈がみられ、突然死に至る可能性もあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

肺血栓塞栓症 (PTE)

PTEは、"pulmonary thromboembolism"の略。深部静脈に生じた血栓が遊離し、肺動脈を閉塞することで発症する呼吸循環障害のことです。エコノミークラス症候群のように長時間椅子に座って足を動かさないことや妊娠に伴う静脈血流のうっ滞、アンチトロンビン欠乏症などの血液凝固能の亢進、静脈壁の障害などの因子が重なることで起こります。症状として突然の呼吸困難や動悸・頻脈がみられ、突然死に至る可能性もあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

CPAP療法

CPAPは、"continuous positive airway pressure"の略。中~重症の閉塞性の睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者を対象とした、持続陽圧呼吸療法です。睡眠導入の際に、口や鼻にマスクを装着し、機械で圧力をかけた空気を送って気道内を陽圧に保ち、気道の閉塞を防ぎます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

SASは、"Sleep apnea syndrome"の略。睡眠中に無呼吸や低呼吸が頻回に出現します。頻回に無呼吸が起こることで睡眠が障害され、日中の傾眠を引き起こします。脳血管疾患による中枢性SASと上気道閉塞による閉塞性SASに大別されます。多くは閉塞性SASで、肥満や加齢、顎の小ささが原因といわれています。減量や持続陽圧呼吸療法(CPAP)で気道の閉塞を防ぐ治療が行われます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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