記事一覧

2023年7月19日
2023年7月19日

バスキュラーアクセス

血液透析を行う際に、血液の脱血と返血を行うためのルート(出入り口)のことです。動静脈短絡の有無で大きく2つに分類されています。動脈と静脈を短絡(本来つながっていない血管をつなげること、シャントとも言う)させることで動脈内の高圧の血液が低圧の静脈内へ流れ込み、血流量と血流速度が増加します。これを自身の血管で行うものを自己血管内シャント、人工血管で行うものを人工血管内シャントといいます。 動脈と静脈の短絡を伴わない方法には、上腕動脈を皮下に挙上させて動脈から脱血する「動脈表在化」、頚部か鼠径部の静脈にカテーテルを挿入し、脱血と返血を行う「カテーテル」があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

PAD(末梢動脈疾患)

足の動脈の狭窄や閉塞によって血流が低下し、しばらく歩行した後のふくらはぎや大腿部、臀部の痛みが生じる病態です。進行すると歩行時に痛みが生じるタイミングが早くなり、安静にしても痛みが持続します。さらに、足の指の傷が治りにくくなることで壊死しやすくなります。主な原因は、腹部大動脈から下肢動脈が動脈硬化によって閉塞することです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

末梢動脈疾患(PAD)

足の動脈の狭窄や閉塞によって血流が低下し、しばらく歩行した後のふくらはぎや大腿部、臀部の痛みが生じる病態です。進行すると歩行時に痛みが生じるタイミングが早くなり、安静にしても痛みが持続します。さらに、足の指の傷が治りにくくなることで壊死しやすくなります。主な原因は、腹部大動脈から下肢動脈が動脈硬化によって閉塞することです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

ACS(急性冠症候群)

冠動脈の血管壁に発生した粥腫(プラーク)が破綻することで血栓が形成され、冠動脈が急速に狭窄・閉塞し、心筋が虚血状態に陥った病態の総称です。冠動脈が完全に閉塞し心筋壊死にまで至った病態を「急性心筋梗塞」、冠動脈が完全に閉塞していないものの粥腫が存在していることで閉塞のリスクが高い病態を「不安定狭心症」といいます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

急性冠症候群(ACS)

冠動脈の血管壁に発生した粥腫(プラーク)が破綻することで血栓が形成され、冠動脈が急速に狭窄・閉塞し、心筋が虚血状態に陥った病態の総称です。冠動脈が完全に閉塞し心筋壊死にまで至った病態を「急性心筋梗塞」、冠動脈が完全に閉塞していないものの粥腫が存在していることで閉塞のリスクが高い病態を「不安定狭心症」といいます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

レイノー現象

寒冷刺激や精神的なストレスなどで、手指をはじめとした末梢循環障害によって乏血状態となる現象のことです。手指、足趾の細動脈が発作性に収縮し、皮膚が蒼白→紫青色(チアノーゼ)→赤色(反応性充血)へと色調変化します。全身性硬化症(強皮症)や全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎などの膠原病でみられます。手足の清潔と保温を心がけ、必要時指示による血行改善薬の使用で対応します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

ペースメーカー

洞不全症候群や完全房室ブロック(第3度房室ブロック)などで徐脈となる場合に、治療を行う医療機器です。発振器(電池と電気回路を組み合わせたもの)と、これにつながる細い電線(リード線)で構成されています。胸部や腹部に埋め込み、電線の先を心臓に取り付けて発振器と電線を接続すると、発振器から一定のリズムで心臓に電気刺激が伝わり、心臓が拍動する仕組みになっています。電池の寿命はおおむね5~10年で交換時期といわれています。ペースメーカーは電気・磁気に影響を受けることがあるため、電磁調理器やIH調理器、低・高周波治療器などを使う際は、注意が必要です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

CRT(心臓再同期療法)

電気信号を出すペースメーカーを用いて、心臓に伝わる電気信号の順序を整えてポンプ機能を補助する治療法です。電気信号は送り続ける必要があるため、ペースメーカーを左もしくは右の鎖骨の下辺りの皮下に埋め込みます。 機器には、心臓の心室全体の同期を目的とした「両室ペースメーカ(CRT-P)」と、除細動機能が追加された「CRT-D」があります。機器は病状を踏まえて医師が選択します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

心臓再同期療法(CRT)

電気信号を出すペースメーカーを用いて、心臓に伝わる電気信号の順序を整えてポンプ機能を補助する治療法です。電気信号は送り続ける必要があるため、ペースメーカーを左もしくは右の鎖骨の下辺りの皮下に埋め込みます。 機器には、心臓の心室全体の同期を目的とした「両室ペースメーカ(CRT-P)」と、除細動機能が追加された「CRT-D」があります。機器は病状を踏まえて医師が選択します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)

BNPは、"brain natriuretic hormone"の略。心臓が分泌する循環調節ホルモンで、心不全の病態を反映する指標となる血液生化学検査のマーカーです。診断や重症度判定、治療効果の評価に用いられます。基準値は18.5pg/ml未満です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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