記事一覧

2023年7月19日
2023年7月19日

肝性脳症

肝機能の低下に伴い、中枢性の症状を発症する状態のことです。肝硬変や肝臓がんなどの疾患によって、肝臓で代謝できなくなったアルコールやアンモニアなどの有害物質が体内に蓄積することで起こります。特徴的な症状として、意識障害、異常行動、羽ばたき振戦などの神経症状が見られます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

シャルコーの3徴候

急性胆管炎の診断としても用いられる3つの徴候(熱、黄疸、右季肋部痛)です。これらの徴候があれば、絶食、輸液、抗菌薬の投与が行われます。できるだけ早期に胆道ドレナージを行い、胆道内の減圧をはかります。適切な処置が行われないと、肝臓に逆流した胆汁から細菌が血中に移行して敗血症となり、多臓器不全を引き起こします。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

急性腹症

発症1週間以内の急激な腹痛を主症状とし、早急に緊急手術を行う必要がある腹部(胸部も含む)疾患の総称です。救急外来受診の5~10%といわれています。原因疾患には急性虫垂炎、胆石症、小腸閉塞、尿管結石などがあり、動脈瘤破裂や急性冠症候群などの心疾患、腹腔内出血、腸閉塞、急性虫垂炎など、緊急性の高い疾患も多くあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

ダンピング症候群

胃切除後は、胃の貯留機能が低下するため、食物が小腸内に急速に流入することによって起こる病態です。食後30分以内に腹痛、下痢、悪心・嘔吐などを生じる早期ダンピング症候群が多く、2~3時間後に低血糖、動悸、冷や汗、めまいなどを生じる後期ダンピング症候群もあります。治療は、食事量や回数の調整を行う食事療法が基本です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

PEG-J(経胃瘻的空腸瘻)

PEG-Jは、"percutaneous endoscopic gastro-jejunostomy"の略。胃瘻を介して栄養カテーテルの先端を空腸に留置すること。適応としては、胃瘻管理で逆流性食道炎や誤嚥性肺炎を繰り返しているケース、瘻孔部のトラブルなどがあげられる。空腸は内腔が狭く、胃のように栄養剤が貯留できず、ポンプ使用の持続投与が基本です。急速投与はダンピング症候群や下痢、腹部膨満をきたすおそれがあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

経胃瘻的空腸瘻(PEG-J)

PEG-Jは、"percutaneous endoscopic gastro-jejunostomy"の略。胃瘻を介して栄養カテーテルの先端を空腸に留置すること。適応としては、胃瘻管理で逆流性食道炎や誤嚥性肺炎を繰り返しているケース、瘻孔部のトラブルなどがあげられる。空腸は内腔が狭く、胃のように栄養剤が貯留できず、ポンプ使用の持続投与が基本です。急速投与はダンピング症候群や下痢、腹部膨満をきたすおそれがあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

PTEG(経皮経食道胃管挿入術)

PTEGは、"percutaneous trans esophageal gastro tubing"の略。胃切除後や腹水などで、胃瘻を造設できない場合、超音波検査やX線透視検査を行って頸部から胃や腸管にチューブを通す経腸栄養ルート造設の術式です。腸管減圧目的に利用される場合もあります。バンパーがないため抜去に注意します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

経皮経食道胃管挿入術(PTEG)

PTEGは、"percutaneous trans esophageal gastro tubing"の略。胃切除後や腹水などで、胃瘻を造設できない場合、超音波検査やX線透視検査を行って頸部から胃や腸管にチューブを通す経腸栄養ルート造設の術式です。腸管減圧目的に利用される場合もあります。バンパーがないため抜去に注意します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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