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誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、口腔内の細菌とともに唾液や食べ物、水分、胃液などが誤って気管や肺に入ることにより引き起こされる肺炎のことを指します。誤嚥性肺炎は、嚥下障害がある高齢者や認知症の方、脳梗塞後遺症やパーキンソン病などの神経疾患の方や長期臥床の方に多くみられます。そのほか、胃酸の誤嚥によって重篤な肺炎を発症する場合は、メンデルソン症候群(Mendelson syndrome)と呼ばれます。

症状としては、通常の肺炎と似ており、発熱、膿性の痰、湿性咳嗽、呼吸困難感、倦怠感、食欲不振などが挙げられます。特に高齢者では、症状が乏しいことがあるため注意が必要です。診断には胸部X線や血液検査が一般的で、治療には抗菌薬を用いた薬物療法を行います。

対策は、口腔内を清潔に保つことや嚥下機能評価に基づいて適切な食事形態で食事を提供したり、嚥下リハビリテーションを実践したりすることが大切です。また食事の際に十分に上体を起こし、ゆっくりと咀嚼・嚥下するよう促すことで誤嚥のリスク低下につながります。

監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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