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脳性麻痺

脳性麻痺とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時から生後4週間までの間に受けた脳神経細胞の損傷による運動機能および姿勢の障害です。なお、一過性の運動障害や将来治癒する可能性のある運動障害は脳性麻痺には該当しません。

脳性麻痺の原因は、

  • 胎児期に母体がトキソプラズマ症や風疹などの感染症に罹患
  • 出生前後の低酸素状態になった
  • 出生後の髄膜炎に罹患

などが挙げられます。

脳性麻痺の代表的なものはアテトーゼ型と痙直型です。

  • アテトーゼ型
    小児の約20%に見られます。自分の意思に関係なく、腕や足、体幹が不随意に動きます。精神的緊張に影響され、睡眠中には生じません。一般的に知能は正常です。
  • 痙直型
    小児の約70%にみられます。筋肉の強張りがあり固く、筋力が低下します。尖足、ハサミ足になります。視線の交差やさまようような斜視がみられます。

また、上記2つ以外に失調型、混合型、固縮型があります。

現在、重度の脳性麻痺に対して産科医保障制度があります。除外となる脳性麻痺があり、年度によって制度の内容も変化する可能性があるため、都度確認が必要です。

参考:公益財団法人日本医療機能評価機構「産科医保障制度」
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/index.html

訪問看護では、脳性麻痺の利用者に対しては、医療保険での訪問になります。また、訪問居住地によって異なる公費助成制度もあるので、市区町村の制度を確認していくことも大切です。

監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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