用語集
サーカディアンリズム(概日リズム)
サーカディアンリズム(概日リズム)は、地球上の生物が生まれながらに持つ約24時間周期の生体リズムのこと。このリズムは、脳の視床下部にある視交叉上核(SCN)によって制御され(体内時計/生物時計)、外部環境の光やその他の要因の影響を受けて調整されます。視交叉上核は、朝日を浴びることで体内時計をリセットし、昼夜のサイクルに合わせて体内リズムを整えます。
視交叉上核が調整するリズムには、睡眠・覚醒のサイクル、体温、血圧、ホルモン分泌などが含まれます。睡眠・覚醒のリズムには、松果体から分泌されるメラトニンが重要な役割を担っています。朝の光を浴びてから約15~16時間後にメラトニンの分泌が始まり、夜が近づくと暗さに反応して分泌が増加。眠気を促して睡眠を助けます。日光は体内時計をリセットする強力な同調因子であり、食事や運動、社会的活動などもリズムに影響を与えます。
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗