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血尿スケール

血尿とは尿中に血球が混入した状態をいい、「肉眼的血尿」と「顕微鏡的血尿」の2種類に分類されます。肉眼的血尿は、尿1L中に血液が1mL以上混じっている状態を指します。

血尿スケールとは、肉眼で確認できる血尿の程度を色によって5~6段階に分類し、血尿の重症度を判定する際に使用される視覚的基準です。

以下のような6段階に分けられています。

1段階淡いピンク色(薄い赤色)
2段階やや濃い赤色(ピンクがかった赤)
3段階明るい赤色
4段階濃い赤色(暗赤色)
5段階暗い赤色、もしくは鮮やかな血の色
6段階濃い茶色、もしくは黒ずんだ色

一般的には、2~3段階以上の血尿は早急に医師に報告することが望ましいとされています。特に、4段階以上の血尿は緊急性が高く、内科的・外科的処置が必要な可能性があるため、即座に報告する必要があります。

また、血尿が急に進行したり長期間続いたりする場合や、血尿と共に他の異常所見(疼痛、排尿困難、発熱、血圧の変動など)が出現している場合も速やかに報告しましょう。

血尿が原因ではない尿の着色としては、ミオグロビン尿、ヘモグロビン尿、ポリフィリン尿、紫色畜尿バック症候群や検査薬の影響、薬剤性の着色尿などがあります。併せてアセスメントした上で血尿スケールを使用することが大切です。

監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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