用語集
PG(プロスタグランジン)
プロスタグランジン(prostaglandin, PG)は、感染や外傷に伴う発熱や痛みなど、多くの身体反応に関与する生理活性脂質です。組織が損傷を受けると細胞膜にあるリン脂質はアラキドン酸に変わり、シクロオキシゲナーゼ(COX)の作用によってプロスタグランジンが生成されます。
このプロスタグランジンの作用によって引き起こされる「発赤、痛み、熱感、腫脹」などの症状を炎症といいます。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などの薬剤が、プロスタグランジン合成の過程で働くCOXの活性を抑えることでプロスタグランジンの産生を抑制し、解熱・鎮痛・抗炎症作用を発揮します。
そのほかにも、プロスタグランジンは胃粘膜の保護や血小板凝集、腎機能維持、子宮収縮の促進などの重要な生理機能の役割を担っています。
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗