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褥瘡

褥瘡は、寝たきり状態や長時間同じ体勢でいることで、体の特定の部位が長時間圧迫され、その部位の血流が悪くなったり滞ったりした結果、組織が損傷されることを指します。

褥瘡のリスク要因には以下のようなものがあります。

全身的要因
低栄養、痩せ、加齢、浮腫、糖尿病/動脈硬化などの基礎疾患、抗がん剤・免疫抑制剤などの薬物使用 など
局所的要因
摩擦やずれ、皮膚の乾燥や湿潤、失禁、加齢による皮膚脆弱性、手術体位や安静臥床、寝たきり など

初期症状は皮膚の赤みで、指押し法で確認をします。赤い部分を3秒ほど軽く押して押したときに白く変化し、離すと再び赤くなるものは褥瘡ではありません。押しても色が変改しない場合は褥瘡です。中期には水疱や浅い潰瘍ができ、後期には筋肉や骨まで達することがあるほどの深い潰瘍ができます。

医療現場ではNPUAP/EPUAP分類を使って重症度分類を行い、褥瘡の経過をDESIGN-Rにて評価することが多いです。訪問看護では、真皮を超える褥瘡の場合、医師による特別訪問看護指示書の発行があれば頻回に訪問して医療保険にてケアを行うことができます。

【参考】
公益社団法人日本産婦人科医会「褥瘡の予防と管理」
https://www.jaog.or.jp/note/9%EF%BC%8E褥瘡の予防と管理/
2026/2/26閲覧
一般社団法人日本褥瘡学会「DESIGN-R2020 褥瘡経過評価用」
https://www.jspu.org/medical/design-r/docs/design-r2020.pdf
2026/2/26閲覧

※ DESIGN-Rは、一般社団法人日本褥瘡学会の登録商標です。

監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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