記事一覧

2026年2月26日
2026年2月26日

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、口腔内の細菌とともに唾液や食べ物、水分、胃液などが誤って気管や肺に入ることにより引き起こされる肺炎のことを指します。誤嚥性肺炎は、嚥下障害がある高齢者や認知症の方、脳梗塞後遺症やパーキンソン病などの神経疾患の方や長期臥床の方に多くみられます。そのほか、胃酸の誤嚥によって重篤な肺炎を発症する場合は、メンデルソン症候群(Mendelson syndrome)と呼ばれます。 症状としては、通常の肺炎と似ており、発熱、膿性の痰、湿性咳嗽、呼吸困難感、倦怠感、食欲不振などが挙げられます。特に高齢者では、症状が乏しいことがあるため注意が必要です。診断には胸部X線や血液検査が一般的で、治療には抗菌薬を用いた薬物療法を行います。 対策は、口腔内を清潔に保つことや嚥下機能評価に基づいて適切な食事形態で食事を提供したり、嚥下リハビリテーションを実践したりすることが大切です。また食事の際に十分に上体を起こし、ゆっくりと咀嚼・嚥下するよう促すことで誤嚥のリスク低下につながります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月26日
2026年2月26日

NPPV(非侵襲的陽圧換気)

非侵襲的陽圧換気(NPPV;non invasive positive pressure ventilation)とは、気管挿管や気管切開を伴わず、自発呼吸に合わせて空気や圧力を一定の量で肺に送り込むマスクを介した人工呼吸療法のことをいいます。NPPVは、挿管下人工呼吸(IPPV:侵襲的陽圧換気)に比べて非侵襲的で、離脱が容易というメリットがあります。これにより会話や食事も可能であり、薬剤による鎮静をかける必要はありません。 ただし、換気圧の高さによる不快感やマスク装着による圧迫感を生じる可能性があるため、患者がNPPVを継続できるような支援が必要になります。 適応の条件としては、意識清明で患者の協力が得られ、自発呼吸ができ気道が確保されていることが前提となります。適応疾患には、高二酸化炭素血症を伴うⅡ型呼吸不全を中心に急性心原性肺水腫、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪、喘息の重積発作、間質性肺炎、肺がんなどがあります。NPPVはこれらの疾患に対して、換気や酸素化の改善、呼吸仕事量の軽減、夜間睡眠呼吸障害の是正などの有効性が期待できます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月26日
2026年2月26日

非侵襲的陽圧換気(NPPV)

非侵襲的陽圧換気(NPPV;non invasive positive pressure ventilation)とは、気管挿管や気管切開を伴わず、自発呼吸に合わせて空気や圧力を一定の量で肺に送り込むマスクを介した人工呼吸療法のことをいいます。NPPVは、挿管下人工呼吸(IPPV:侵襲的陽圧換気)に比べて非侵襲的で、離脱が容易というメリットがあります。これにより会話や食事も可能であり、薬剤による鎮静をかける必要はありません。ただし、換気圧の高さによる不快感やマスク装着による圧迫感を生じる可能性があるため、患者がNPPVを継続できるような支援が必要になります。 適応の条件としては、意識清明で患者の協力が得られ、自発呼吸ができ気道が確保されていることが前提となります。適応疾患には、高二酸化炭素血症を伴うⅡ型呼吸不全を中心に急性心原性肺水腫、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪、喘息の重積発作、間質性肺炎、肺がんなどがあります。NPPVはこれらの疾患に対して、換気や酸素化の改善、呼吸仕事量の軽減、夜間睡眠呼吸障害の是正などの有効性が期待できます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月26日
2026年2月26日

SIMV(同期式間欠的強制換気)

SIMV(synchronized intermittent mandatory ventilation:同期式間欠的強制換気)は、人工呼吸管理において用いられる換気モードのひとつです。自発呼吸があっても、呼吸のリズムが乱れているときや、回数が少ないするときに用いられるモードです。 患者の自発呼吸がないときは強制換気をし、自発呼吸を感知すると補助換気をします。自発呼吸の時間幅(トリガウィンドウ)を設定し、その設定の範囲内で自発呼吸があれば補助喚起を行い、設定の範囲外では行いません。自発呼吸を感知して換気が行われるため、ファイティングが起こらず、呼吸器の離脱の際に有効な換気モードです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月26日
2026年2月26日

同期式間欠的強制換気(SIMV)

SIMV(synchronized intermittent mandatory ventilation:同期式間欠的強制換気)は、人工呼吸管理において用いられる換気モードのひとつです。自発呼吸があっても、呼吸のリズムが乱れているときや、回数が少ないするときに用いられるモードです。 患者の自発呼吸がないときは強制換気をし、自発呼吸を感知すると補助換気をします。自発呼吸の時間幅(トリガウィンドウ)を設定し、その設定の範囲内で自発呼吸があれば補助喚起を行い、設定の範囲外では行いません。自発呼吸を感知して換気が行われるため、ファイティングが起こらず、呼吸器の離脱の際に有効な換気モードです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月24日
2026年2月24日

サチュレーション

サチュレーション(SpO2)とは、血液中のヘモグロビンが酸素と結びついている割合のことで、体内の赤血球がどれだけ酸素を運搬しているかを示します。通常、パルスオキシメーターを用いて測定し、呼吸状態や酸素供給の評価に活用します。一般的に正常値は95%以上とされており、安静時に90%を切ると「呼吸不全」とされ、特に注意が必要な状態です。ただし、酸素飽和度の基準値は年齢、疾患の有無、活動状況により変動します。 2026年02月18日更新監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月24日
2026年2月24日

IPAP(吸気気道陽圧)

IPAP(Inspiratory Positive Airway Pressure:吸気気道陽圧)とは、NPPV(非侵襲的陽圧換気)における呼吸補助機能のひとつで、吸気時にかける強い圧力のことを指します。 呼気時にかける圧をEPAP(Expiratory Positive Airway Pressure:呼気気道陽圧)、IPAPとEPAPの圧格差をプレッシャーサポート(pressure support:PS)といい、IPAPを上げてPSが高まるほど補助換気が大きくなります。 IPAPは、患者が吸気する瞬間に気道内へ圧力をかけることで呼吸のサポートを強化し、呼吸筋の負担を軽減します。これにより効率的に呼吸ができるようになり、酸素飽和度の改善が期待できます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月24日
2026年2月24日

吸気気道陽圧(IPAP)

吸気気道陽圧(Inspiratory Positive Airway Pressure:IPAP)とは、NPPV(非侵襲的陽圧換気)における呼吸補助機能のひとつで、吸気時にかける強い圧力のことを指します。 呼気時にかける圧をEPAP(Expiratory Positive Airway Pressure:呼気気道陽圧)、IPAPとEPAPの圧格差をプレッシャーサポート(pressure support:PS)といい、IPAPを上げてPSが高まるほど補助換気が大きくなります。 IPAPは、患者が吸気する瞬間に気道内へ圧力をかけることで呼吸のサポートを強化し、呼吸筋の負担を軽減します。これにより効率的に呼吸ができるようになり、酸素飽和度の改善が期待できます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月24日
2026年2月24日

EPAP(呼気気道陽圧)

EPAP(Expiratory Positive Airway Pressure:呼気気道陽圧)とは、NPPV(非侵襲的陽圧換気)における呼吸補助機能のひとつで、呼気時にかける圧のことを指します。 吸気時にかける強い圧力をIPAP(inspiratory positive airway pressure:吸気気道内圧)、IPAPとEPAPの圧格差をプレッシャーサポート(pressure support:PS)といい、PSが高いほど補助換気が大きくなります。 EPAPの主な役割は、狭窄した気管や虚脱した肺胞を開き酸素化を改善することや、呼吸の負担を軽減することです。COPD増悪期のように内因性PEEP(Positive End Expiratory Pressure:呼気終末陽圧)が発生している場合は、過膨張を防ぎつつ吸気トリガー感度を高めます。また、静脈還流量の減少により心負荷の軽減を図ります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月24日
2026年2月24日

呼気気道陽圧(EPAP)

呼気気道陽圧(Expiratory Positive Airway Pressure:EPAP)とは、NPPV(非侵襲的陽圧換気)における呼吸補助機能のひとつで、呼気時にかける圧のことを指します。 吸気時にかける強い圧力をIPAP(inspiratory positive airway pressure:吸気気道内圧)、IPAPとEPAPの圧格差をプレッシャーサポート(pressure support:PS)といい、PSが高いほど補助換気が大きくなります。 EPAPの主な役割は、狭窄した気管や虚脱した肺胞を開き酸素化を改善することや、呼吸の負担を軽減することです。COPD増悪期のように内因性PEEP(Positive End Expiratory Pressure:呼気終末陽圧)が発生している場合は、過膨張を防ぎつつ吸気トリガー感度を高めます。また、静脈還流量の減少により心負荷の軽減を図ります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

× 会員登録する(無料) ログインはこちら