記事一覧

2026年2月26日
2026年2月26日

レジリエンス

レジリエンスとは、英語「resilience」の弾力、弾性、回復力、しなやかさといった意味から、心理学などにおいて、困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応しながら成長する能力」を意味する言葉として使われています。また、全米心理学会では、「逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス」と定義されています。しなやかに回復する力(回復力)、衝撃を跳ね返す力(緩衝力)、柔軟に適応する力(適応力)などに加えて、困難を糧にして成長していく力を含んでいます。 看護師にとってレジリエンスは、対象者が本来持つ力を引き出すポジティブヘルスや、看護師自身が深刻な逆境を経験しながらも、職場に適応し、さらに成長を遂げていくプロセスなどにおいて重要な視点となります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月26日
2026年2月26日

せん妄

せん妄とは、身体的に負荷がかかった際に脳の機能が一時的に乱れて意識が混乱し、注意力や理解力、記憶力などが低下する病態のことです。認知症は慢性的に変化しますが、せん妄は急性に始まり、短時間で変化する特徴があり、可逆的です。せん妄の原因は直接因子と誘発因子、さらに準備因子の3つに分けられます。 ■直接因子・抗コリン薬・向精神作用のある薬物・オピオイドをはじめとした様々な薬剤・悪性腫瘍・心筋梗塞 など ■誘発因子・環境の変化・疼痛・睡眠障害・不安・便秘 など  ■準備因子・脳血管疾患・認知機能障害をはじめとした脳機能の脆弱性 また、せん妄には3種類あります。興奮状態で大声を出したりイライラしたりする「過活動型せん妄」、幻覚や妄想など声かけに反応しないほど意欲が低下した「低活動型せん妄」と、その両方の「混合型せん妄」があります。 訪問看護の現場でせん妄に遭遇した際は、まず直接因子となる薬の変化、状態の変化がないかを確認し、誘発因子となる日常生活の変化はないかをアセスメントしましょう。がんの終末期の方の約7割が経験するといわれる終末期せん妄は回復が難しいですが、なるべく苦痛なく過ごせるよう、主治医やご家族と話し合いを重ねながら対応していく必要があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2026年2月24日
2026年2月24日

統合失調症

統合失調症とは、思考や行動、感情を統合する能力が長期間に渡って低下し、幻覚や妄想などの症状が出現する精神疾患です。症状の進行は段階的で、前兆期には不眠や不安、神経過敏、身体症状などが現れ、典型的な幻覚や妄想はみられません。急性期に移行すると、幻覚や妄想、精神運動興奮、昏迷といった「陽性症状」と、無気力や抑うつ、引きこもり、感情の平板化、倦怠感などの「陰性症状」がみられます。 幻覚では幻聴が最も多くみられます。妄想に関しては、なんでも自分に関係していると思い込んでしまう「関係妄想」や、他人に騙されている、尾行されているなどと思いこんでしまう「被害妄想」、見張られていると感じる「注察妄想」などさまざまです。統合失調症における幻聴・幻覚は患者自身の精神的苦痛に繋がります。 急性期を経て回復期に入ると、陽性症状が次第に軽減し、陰性症状が中心となります。薬物療法では、抗精神病薬を中心に睡眠薬、抗不安薬などが処方されます。運動療法、作業療法などのリハビリを併用することもあり、治療によって症状がコントロールできれば安定した生活を送れるようになります(安定期・慢性期)。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

認知行動療法

物事の捉え方や考え方にアプローチする心理療法です。悲観的な物事の捉え方や極端な考え方に気づかせ、修正を促すことで気持ちを楽にし、ストレスの軽減を図ります。うつ病や不安症、強迫症など様々な心の病気の治療に用いられ、症状の改善や再発予防に効果的とされています。また、医療のみならず教育やビジネス、スポーツなどにも認知行動療法の考え方が取り入れられています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

自閉スペクトラム症(ASD)

ASD(自閉スペクトラム症)とは、対人関係が苦手、強いこだわりがある、などの特徴を持つ発達障害の一種です。症状は幅広く、重症度もさまざまです。 かつては、広汎性発達障害として細かく分類され、 ・自閉症 ・アスペルガー症候群 ・小児期崩壊性障害 ・特定不能の広汎性障害 ・レット障害 の5つに分かれていました。 2013年には、「DSM-5」においてレット障害を除く4つ(自閉症、アスペルガー症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性障害)が「ASD:自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」として1つに統合されています。現在では広汎性発達障害と自閉スペクトラム症がほぼ同じ意味を持っているといえます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

ASD(自閉スペクトラム症)

ASD(自閉スペクトラム症)とは、対人関係が苦手、強いこだわりがある、などの特徴を持つ発達障害の一種です。症状は幅広く、重症度もさまざまです。 かつては、広汎性発達障害として細かく分類され、 ・自閉症 ・アスペルガー症候群 ・小児期崩壊性障害 ・特定不能の広汎性障害 ・レット障害 の5つに分かれていました。 2013年には、「DSM-5」においてレット障害を除く4つ(自閉症、アスペルガー症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性障害)が「ASD:自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害」として1つに統合されています。現在では広汎性発達障害と自閉スペクトラム症がほぼ同じ意味を持っているといえます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

精神障害の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)

DSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)とは、精神疾患の基本的な定義を記したもので、国際的な診断マニュアルとして日本でも多くの病院で使用されています。アメリカ精神医学会が出版しており、"DSM"は、"Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders"の略です。神経発達症群/神経発達障害群、統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群、双極性障害および関連障害群、抑うつ障害群不安症群、不安障害群強迫症および関連症群などのカテゴリーに分かれており、さらに自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)やコミュニケーション障害群などに細かく分類されています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年11月7日
2023年11月7日

DSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)

DSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)とは、精神疾患の基本的な定義を記したもので、国際的な診断マニュアルとして日本でも多くの病院で使用されています。アメリカ精神医学会が出版しており、"DSM"は、"Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders"の略です。神経発達症群/神経発達障害群、統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群、双極性障害および関連障害群、抑うつ障害群不安症群、不安障害群強迫症および関連症群などのカテゴリーに分かれており、さらに自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)やコミュニケーション障害群などに細かく分類されています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

パーソナリティ障害

認知や感情、行動や対人関係パターンが大多数の人とは違い、精神機能の偏りによってさまざまな苦しみや日常生活に問題が生じる病気で10の類型があります。また、人間関係のトラブルや社会に適応できず生きづらさを強く感じることで、うつ病や不安障害などほかの精神障害を合併することがあります。治療としては、認知行動療法・薬物療法・精神療法などがあり、比較的長期にわたり治療者と患者の協力が必要となります。この障害は経過中に精神状態が大きく変化するため、治療によって改善する可能性が高いことが近年の研究で示されています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

躁うつ病

活動的躁状態と無気力なうつ状態が波上に繰り返される状態のことです。躁状態はハイテンションで自信に満ち溢れ、ギャンブルや買い物でお金をつぎ込むなどが見られます。うつ状態は、気分の落ち込み、疲労感、眠れない、食欲不振などが見られます。この躁状態と鬱状態を両極端に繰り返します。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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