2026年2月26日 2026年2月26日 脳性麻痺 脳性麻痺とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時から生後4週間までの間に受けた脳神経細胞の損傷による運動機能および姿勢の障害です。なお、一過性の運動障害や将来治癒する可能性のある運動障害は脳性麻痺には該当しません。 脳性麻痺の原因は、 胎児期に母体がトキソプラズマ症や風疹などの感染症に罹患 出生前後の低酸素状態になった 出生後の髄膜炎に罹患 などが挙げられます。 脳性麻痺の代表的なものはアテトーゼ型と痙直型です。 アテトーゼ型小児の約20%に見られます。自分の意思に関係なく、腕や足、体幹が不随意に動きます。精神的緊張に影響され、睡眠中には生じません。一般的に知能は正常です。 痙直型小児の約70%にみられます。筋肉の強張りがあり固く、筋力が低下します。尖足、ハサミ足になります。視線の交差やさまようような斜視がみられます。 また、上記2つ以外に失調型、混合型、固縮型があります。 現在、重度の脳性麻痺に対して産科医保障制度があります。除外となる脳性麻痺があり、年度によって制度の内容も変化する可能性があるため、都度確認が必要です。 参考:公益財団法人日本医療機能評価機構「産科医保障制度」http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/index.html 訪問看護では、脳性麻痺の利用者に対しては、医療保険での訪問になります。また、訪問居住地によって異なる公費助成制度もあるので、市区町村の制度を確認していくことも大切です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月26日 2026年2月26日 ALS(筋萎縮性側索硬化症) ALS(Amyotrophi Lateral Sclerosis/筋萎縮性側索硬化症)は、運動ニューロンと呼ばれる神経細胞が徐々に変性する進行性の神経疾患です。厚生労働省の指定難病2で、原因は解明されていません。 運動ニューロンは脳から筋肉に指令を伝える役割を担っており、この神経細胞が損傷を受けると、筋肉の萎縮、筋力低下、そして最終的には呼吸困難を引き起こします。ALSは進行性で、一度発症すると、徐々に症状が悪化していきます。 運動ニューロンだけが選択的に障害を受けるため、感覚神経や自律神経は比較的正常に機能します。身体のどこから症状が始まるかは人によって異なり、手足、舌、あるいは呼吸筋など、さまざまな部位から発症することがあります。 ALSの患者さんは、身体的な困難だけでなく、心理的な負担も大きく、家族や周囲のサポートが不可欠です。訪問看護では24時間体制での緊急対応や全身管理だけでなく家族支援、他職種連携などで重要な役割があります。 【参考】難病情報センター「筋萎縮性側索硬化症(ALS)(指定難病2)」https://www.nanbyou.or.jp/entry/522026/2/26閲覧厚生労働省「健康・医療 平成27年1月1日施行の指定難病(告示番号1~110)」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062437.html2026/2/26閲覧 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月26日 2026年2月26日 筋萎縮性側索硬化症(ALS) ALS(Amyotrophi Lateral Sclerosis/筋萎縮性側索硬化症)は、運動ニューロンと呼ばれる神経細胞が徐々に変性する進行性の神経疾患です。厚生労働省の指定難病2で、原因は解明されていません。 運動ニューロンは脳から筋肉に指令を伝える役割を担っており、この神経細胞が損傷を受けると、筋肉の萎縮、筋力低下、そして最終的には呼吸困難を引き起こします。ALSは進行性で、一度発症すると、徐々に症状が悪化していきます。また、運動ニューロンだけが選択的に障害を受けるため、感覚神経や自律神経は比較的正常に機能します。身体のどこから症状が始まるかは人によって異なり、手足、舌、あるいは呼吸筋など、さまざまな部位から発症することがあります ALSの患者さんは、身体的な困難だけでなく、心理的な負担も大きく、家族や周囲のサポートが不可欠です。訪問看護では24時間体制での緊急対応や全身管理だけでなく家族支援、他職種連携などで重要な役割があります。 【参考】難病情報センター「筋萎縮性側索硬化症(ALS)(指定難病2)」https://www.nanbyou.or.jp/entry/522026/2/26閲覧厚生労働省「健康・医療 平成27年1月1日施行の指定難病(告示番号1~110)」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062437.html2026/2/26閲覧 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月26日 2026年2月26日 認知症 認知症は、さまざまな原因で脳の細胞が傷つき、記憶力や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす病気の総称です。認知症の原因の多くを「アルツハイマー型認知症」が占めており、そのほかにも血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、アルコール性の認知症などが挙げられます。65歳以下で発症する認知症を若年性認知症と言います。 認知症の主な症状は以下のとおりです。 中核症状見当識障害、理解判断力の低下、失語、失行、失認 など周辺症状妄想、抑うつ、興奮、徘徊、不眠、幻覚、意欲の低下 など なお、認知症の進行を簡易的に把握できる「改訂長谷川式簡易知能評価スケール」があり、訪問看護の現場で活用されています。訪問看護では認知機能低下に伴い身体症状を正確に把握できないことがあるため、病状変化に注意して全身状態の観察を行います。不安の軽減や内服管理、リハビリテーションなどを行い、多職種連携をしながらご本人とご家族のサポートをしていきます。 【参考】一般社団法人日本老年医学会.「改訂長谷川式簡易知能評価(HDS-R)」https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/tool/pdf/tool_05.pdf2026/02/26閲覧 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月26日 2026年2月26日 アルツハイマー病 アルツハイマー病は、高齢者の認知症の原因の上位に挙げられ、記憶、思考、行動に問題を引き起こす進行性の脳疾患です。徐々に悪化していく特徴があります。アルツハイマー病の根治治療はありませんが、症状の進行を遅らせたり生活の質を向上させたりするためのさまざまな治療法が開発されています。 【軽度】記憶障害があらわれる■主な症状・数分から数日前のことが思い出せない・お金の取り扱いができなくなる・物をなくす・質問を繰り返す など 【中度】論理的・意識的な思考、言語、感情処理に関する脳の領域の障害がみられる■主な症状・記憶喪失/錯乱・家族の認識ができない・幻想/幻覚症状・新たなことが覚えられない など 【高度】人と会話ができず、あらゆることに介護が必要な状態。身体機能の低下に伴い寝たきりになることも■主な症状・嚥下困難・コミュニケーション能力の喪失・排泄障害・痙攣発作・睡眠時間の増加 など 訪問看護での大切なのは、アルツハイマー病の進行に伴う生活の支障が何かを丁寧にアセスメントし、適切に介入することです。また、地域包括支援センターやケアマネジャーなどと積極的に連携することも重要です。さらに、長期間の介護に伴い生じる家族の精神的・身体的疲労も把握しながら、住み慣れた家で安楽に過ごせる支援を心がけましょう。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月26日 2026年2月26日 サーカディアンリズム(概日リズム) サーカディアンリズム(概日リズム)は、地球上の生物が生まれながらに持つ約24時間周期の生体リズムのこと。このリズムは、脳の視床下部にある視交叉上核(SCN)によって制御され(体内時計/生物時計)、外部環境の光やその他の要因の影響を受けて調整されます。視交叉上核は、朝日を浴びることで体内時計をリセットし、昼夜のサイクルに合わせて体内リズムを整えます。 視交叉上核が調整するリズムには、睡眠・覚醒のサイクル、体温、血圧、ホルモン分泌などが含まれます。睡眠・覚醒のリズムには、松果体から分泌されるメラトニンが重要な役割を担っています。朝の光を浴びてから約15~16時間後にメラトニンの分泌が始まり、夜が近づくと暗さに反応して分泌が増加。眠気を促して睡眠を助けます。日光は体内時計をリセットする強力な同調因子であり、食事や運動、社会的活動などもリズムに影響を与えます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月24日 2026年2月24日 DLB(レビー小体型認知症) レビー小体型認知症(DLB)とは、大脳皮質にレビー小体と呼ばれる変異したタンパク質が蓄積することで、認知機能や運動機能に障害が生じる認知症の一種です。アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多い認知症といわれており、経過や症状は多様で進行が早いことが特徴です。主な症状は下記のとおりです。 認知機能障害:意識がはっきりしているときと、ぼんやりするときが交互に現れる 幻聴・幻視:「知らない人がトイレにいる」など、実際には存在しないものが現実に存在するかのような幻視の症状が現れる。「壁の模様が顔に見える」といった錯視もよくみられ、夜間に現れやすい パーキンソン症状:手足の震えや筋肉の硬直、動作の遅れ 睡眠行動障害:睡眠中に夢の内容と同じ動きをする、睡眠中に大声をあげる 自律神経障害:便秘、尿失禁、血圧変動、起立性低血圧、失神、臭覚異常など 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月24日 2026年2月24日 レビー小体型認知症(DLB) レビー小体型認知症(DLB)とは、大脳皮質にレビー小体と呼ばれる変異したタンパク質が蓄積することで、認知機能や運動機能に障害が生じる認知症の一種です。アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多い認知症といわれており、経過や症状は多様で進行が早いことが特徴です。主な症状は下記のとおりです。 認知機能障害:意識がはっきりしているときと、ぼんやりするときが交互に現れる 幻聴・幻視:「知らない人がトイレにいる」など、実際には存在しないものが現実に存在するかのような幻視の症状が現れる。「壁の模様が顔に見える」といった錯視もよくみられ、夜間に現れやすい パーキンソン症状:手足の震えや筋肉の硬直、動作の遅れ 睡眠行動障害:睡眠中に夢の内容と同じ動きをする、睡眠中に大声をあげる 自律神経障害:便秘、尿失禁、血圧変動、起立性低血圧、失神、臭覚異常など 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2026年2月24日 2026年2月24日 松果体 松果体(しょうかたい/pineal body)とは、脳内に位置する小さな内分泌腺で、主にメラトニンというホルモンを分泌します。メラトニンは睡眠の調節や体内時計の維持に重要な役割を果たしています。松果体の機能は年齢とともに自然に低下し、ストレス、不規則な生活習慣、栄養不足などがその原因となることがあります。 特に高齢者や認知症患者では、メラトニンの分泌が減少し、睡眠の乱れや認知機能の低下がみられることが多いでしょう。近年の研究では、メラトニンの代謝産物が長期記憶に良い影響を与えることが示唆されており、メラトニンの正常な分泌が高齢者の認知症予防に役立つ可能性があると考えられています。 メラトニンの分泌量を増やすためには、規則正しい生活習慣を維持し、ストレス管理を行うことが重要です。具体的には、毎日同じ時間に寝起きすることや、快適な睡眠環境の整備が推奨されます。また、メラトニンを含む食品(例:チェリー、バナナ)や、メラトニン合成に関与するビタミンB6やマグネシウムを含むバランスの取れた食事も効果的です。 また、メラトニンは「幸せホルモン」とされるセロトニンから生成されます。日光を浴びることや適度な運動を取り入れることでセロトニンの分泌を促し、結果としてメラトニンの分泌を助けることができます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年11月7日 2023年11月7日 くも膜下出血(SAH) SAH(くも膜下出血)とは、脳の血管が破綻して脳脊髄液で満たされているくも膜下腔で出血した状態のことです。主な原因は脳動脈瘤の破裂で、脳動静脈奇形や脳腫瘍、頭部外傷に伴い発症することも。致死率が非常に高いといわれています。脳動脈瘤は血管の分岐部に風船のような形で発生し、何らかの原因で破裂することでくも膜下出血を来します。血液が脳や髄膜を刺激することで、突如として激しい頭痛や嘔吐、意識障害や髄膜刺激症状が現れます。なお、くも膜下出血の英語名の略称である「SAH」は「エス・エー・エイチ」と読みますが、医療現場ではドイツ語読みで「ザー」といいます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。