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そのほかのエピソード【つたえたい訪問看護の話】第2回vol13
公開日:2026年6月19日
更新日:2026年6月19日

訪問看護の現場では、さまざまなエピソードやドラマが生まれます。「みんなの訪問看護アワード2024」に投稿されたエピソードから、印象深いエピソードをご紹介します。
「学び続けることが看護の充実へつながった事例」
レビー小体型認知症の80代女性とご家族への看護を通して、学びを深め充実した看護を提供できたエピソード。
| レビー小体型認知症の80代の女性へ訪問看護に入らせていただきました。ご主人と二人暮らしで、娘さまは近くに住んでおられました。夕方になると何度も娘さまに電話が入り「鍵がかかっているのに人が入ってくる」など理解しがたい訴えが繰り返され困っているとのことでした。契約の際に、「お母さまの症状で人の気配を感じておられますか」などレビー小体型認知症の症状を伺っていると、急に涙を流され「やっと光が見えました」「何をどうして良いのかわからなかったのです」と話してくださいました。夜間に緊急訪問が何度かありました。すぐに駆けつけ幻視や錯視への対応を繰り返すことで安心されたのか、幻視の内容はかわいい子どもへと変化していきました。レビー小体型認知症に対する学びを深めたいと思っていたことが、ご本人やご家族の安心に繋がったと考えます。また私自身は、看護を通してご本人やご家族に安心を提供できたことがとても充実した経験でした。 |
2024年1月投稿
「女子会」
「生きている意味がない」と話していたALSのAさんが、ケアマネさんの提案で女子会を開き、笑顔を取り戻したエピソード。
| 新卒で訪問看護師になり、3年目の時に出会ったALSのAさん。病状が進行し、ベッド生活となり、「生きているのがつらい。生きている意味がない」と話すことが増えていった。Aさんの気持ちをどのように受けとめれば良いのか悩んでいた時に、ケアマネさんが「女子会をしよう!」と提案してくれた。早速、女子会の準備に取りかかった。楽しい女子会にはごちそうが必要なので、旦那さんとの思い出話に出てきていた“デートで行ったレストランのステーキ弁当”を選んだ。女子会当日は、ケアマネさん、ヘルパーさん、リハビリの先生など、いろんな方が集まってくれた。Aさんも女子の顔をして、女子会定番の芸能人のゴシップネタなどを話して、Aさんも含めて集まった女子みんなが楽しく、あっという間に女子会はお開きになった。その時に話していた安住アナが元旦に結婚した。“空に旅立ったAさんに報告しないと”と思いながら、訪問中に空を見上げたお正月だった。 |
2024年1月投稿
訪問看護の現場では、日々さまざまなドラマが生まれています。一つひとつのエピソードが、訪問看護の魅力や意義を伝えてくれます。
編集: NsPace編集部
